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アルカイダ:CIAの傀儡によるリビアからイエメンでの反乱

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[ウェブスター・G・タープレイ博士]

ワシントンD.C. 4月3日 ― 帝国主義の攻撃から二週間後、リビアはアルカイダのテロリスト、内戦、NATOの空爆、巡航ミサイル、プレデター無人戦闘機、C-130ガンシップによって台無しに切り刻まれている。これらはすべてCIAを後ろ盾にしたキレナイカのアルカイダ勢力によって可能となった。アメリカ、イギリス、フランス、オランダー部隊は反乱軍を主導し、さらに近代武器の提供、反乱軍を武装されることは、明らかに国連安全保障理事会決議1973に指定されている武器禁輸条例に違反している。更にチャド大統領の報告によると、アルカイダは重装武器を自らも盗んでいることが明らかになった。それらの動乱の背後には米英の色の革命レトリックという愚かな帝国主義の野蛮かつ残虐で悲哀な思想が独立した近代国家そのものを破壊しようとしている。

反体制派の三頭政治によるダルナでのテロ支配

3月26日のロンドン・デイリー・テレグラフ紙によると、ダルナ(Darna)、トゥブルク(Tuburq)のベンガジ(Banghazi)の間に位置する反体制派の主要都市を指揮するのはal-Hasidi。アルカイダテロリストの幹部であり、アフガニスタンの Khostテロリスト訓練キャンプでオサマ・ベンラディン(Osama bin Laden)と親しきく付き合った仲でもある人物。HasidiはアメリカとNATOと戦うために25人の戦士をアフガニスタンに送ったと自慢げに言っているが果たして何人を犠牲にしたのか。
Hasidiは戦争捕虜としてパキスタンで捕まり、アメリカに身柄を引き渡されている。しかし、4月2日のウォールストリート・ジャーナルの取材では、“今ではアメリカを嫌う気持ちは50パーセント以下”。米国がアルカイダに武器、資金、政治権力、外交支援を譲歩すれば関係は償還できると暗示した。

そして、ダルナの支配権を握るSufian bin Kumuはオサマ・ベンラディン(Osama bin Laden)の側近運転手、グアンタナモ湾収容キャンプに6年間いたもう一人のテロリスト。そのダルナの支配権を握る3人目は al-Barrani、2007年にアルカイダと合併したリビア人イスラム戦士グループ(Libyan Islamic Fighting Group)の忠誠なメンバーの一人である。

この狂信者、精神患者者、犯罪者の群れがCIAを背後にリビアの将来の民主ガバナンスのエリートとしてメディアで大々的に報道されている。事実このテロリストが結集したベンガジ暫定政権は総轄した国をトライバリズム(種族社会)、軍閥による群雄割拠、犯罪組織が蔓延する大混乱を社会に招き、地域の現在文明そのもに終止符を告げることにもなる。真実、これはリビアに限らず、あくまでも米国政策の目標の一つである。

ダルナ、リビア東北地域:テロリスト募集の世界首都

2007年12月、ウェストポイントの米陸軍士官学校の研究で、リビア(人口700万人)が20パーセントのアルカイダを輩出し、シリア国境を越えて当時イラクへ侵入していることが明らかになった。ダルナ(人口6万人)はRiyadh, サウジアラビア(人口450万人)を抑えて、世界で最大のアルカイダ募集地である。暫定政権の本拠地であるベンガジも世界では上位4位に入る。リビアのテロリスト輩出数を人口一人当たり平均にすると、サウジアラビアよりも2倍、イラクにテロリストを送り込んでいる。さらに、その中の85%のリビア人は自爆テロを選択した。

ロンドン・エコノミスト、 BBC、ニュースナイト及び、その他のオバマ支持派らの主戦論者はこの卑劣な戦争行為とれっきとした真実をあいまいにしようとしている。今となれば彼らはこれを魅力的な多元論と民主的テロリストと反論している。 CIA のLimited Hangout (若干の事実に虚偽の結論とウソが入った観察の両方を併せるか、それが全てあるように事実の一部を見せること)作戦、ウィきりーリス(Wikileaks)から得た数少ない役にたつ情報から分析すれば、実はアメリカが当初ガダフィ氏を支援したことがこれらの狂信者をテロリズムという窮地に追い込んだ。ましてはこれらのグループもCIA 戦闘部隊の一部である。

4月1日、ベンガジ暫定政権は金曜日の拝礼にてメディアに対し、暫定政権にアルカイダのリーダリップは存在しないと訴えた。ならばダルナでの三頭政治のテロ支配、暫定政権の国民評議会を名乗る代表らの名前とアルカイダとの関わりを締め出すべきだ。

ヒラリー・クリントンもこの暫定政権について“100パーセント見識”していないと容認している。米海軍大将Stavridis、NATO司令官は米国上院軍事委員会の審問で“ちらつく薄暗い”程度のアルカイダしか見えないと述べた。現実は地中海沿岸を照らす真昼の太陽ほどにアルカイダの役割が明白に見えている。

リビアの4つの疫病

このリビア反乱には四つの要因がある。一つ目はイギリスが常に支援してきた、ベンガジ、ダルナ、トゥブルク地域に属する、専制王政支持し人種差別主義が極めて強いHarabi と Obeidat部族。これら部族は伝統的にサヌーシー教徒と啓蒙絶対君主の文化を社会の秩序として維持してきた。
イタリアの植民地支配に抵抗した時代から、これらの部族を常にイギリスの支援を受けてサヌーシー教団を率いたイドリース1世(King Idris I)が王位に就き、
1968年にガダフィ大佐によって倒された。支配階級層のエリート地位を剥奪されたこれらの部族は常に黒人や肌色の黒いFezzan部族 (リビア南西地域に位置しるガダフィ氏の支持派)を嫌った。これらの憎悪はリビアに出稼ぎしているいる隣国のリャド、マリ、スーダン黒人のリンチと虐殺にも繋がった。しかし、西欧諸国のメディアはこれを常に黙視してきた。
Enan Obeidi, この女性はガダフィ 軍兵士によってレイプされたと訴えているがしかし彼女はベガンジに位置するObeidat部族の出身であり、その主張 に疑問を持たなければならない。メディアは彼女のストーリを新しい版 の“the Kuwait incubator babies hoax of 1990 (1990年湾岸戦争時に使われたプロパガンダ)”と同じように、社会の過剰反応を誘い戦争を正当化しようとしている。

次の二つの要因はCIAにある。アルカイダ自体はUSSRに抵抗するために現在の米国国防長官、当時(アフガニスタン1981-1982)CIA長官だったロバート・ゲーツによって創られたCIAのアラブ人軍団。

もう一つのCIA要素はLibyan National Salvation Front。このグループは当初スーダン潜伏し、後にバージニア州東部に拠点を移した。その指揮をとるKhalifa Hifter もCIAから派遣された人物と見られ、アルカイダと同様な武装組織である。

最後に四つ目の要因はフランス。フランス当局は昨秋、ガダフィ の側近であったNouri Mesmari. を離反させ、Maghreb Confidential の報道によるとMesmariをを中心とした将軍閥らが扇動し反乱軍のリビア東北部クーデターに火をつけた重要な役割をしたと報じている。

しかし、リビアも戦略の一つにすぎない。 イエメンにて、アルカイダはCIAを背後にサーレハ大統領を退陣に追い詰める一つのコマである。アメリカの戦略の一つとして、まずイエメンを二つかそれ以上の崩壊寸前の地域に分離することである。ここでアルカイダの指揮を執るのはal-Shihri、サウジアラビア人で、他の元グアンタナモ湾収容キャンプの収容者と同じく、オバマ政権が人道主義の行為としてイエメンに送られてきた。しかし、実際は来る日のイエメン解体作戦のリーダーリップと取る役割として送られてきたに過ぎない

さらに、イエメンにはアメリカ生まれのAnwar Awlaki あだ名“Awlaki ”は明らかにCIAの二重スパイ、最初からテロ実行を承認し、命令を下してきた人物。the Fort Dix six, Major Hasan of Fort Hood, Mutallab of Nigeria, the Christmas 2009 underwear bomberなどがその例である。

シリアでのCIAの目的は、隣国イランの同盟国を奪うこと。まずシーア派のボズボラを独立させ、ロシアをタルトゥース湾の海軍基地から追い出すこと。そして反乱を促進する原動力でもあるムスリム同胞団のパワーを強め、構築することである。

国務省に米国がアルカイダ・テロリストを武装する理由を求めるべき

トルコのエルトアン首相はNATOがリビア反乱軍を武装することは “テロリスト行為” になるとの警告し、リビア攻撃の反対を訴えてきた。ロシアのラブロフ外相もNATOの反乱軍武器提供を非難してきた。教皇ベネディクト16世は即停戦を呼びかけている。
ロシア、トルコ、中国や他の諸国は米国務省に米国がアルカイダ・テロリストを武装する理由を求めるべきである。最も危険な国際テロリストに近代武器、訓練を提供し、さらに、32兆円のリビア政府凍結資産と将来の石油利益のシェアを与えようとしている。これだけの行為は地中海、アラブ世界、南ヨーロッパを戦火、難民、海賊、大混乱の時代に陥れることになる。

ブッシュ とチェイニーの政権下では、アルカイダは空爆、侵略するための口実として使われてきた。オバマ政権下では米英の帝国主義の不法な兵士隊として、世界中の国を分離、解体し、トライバリズム(種族社会)、軍閥による群雄割拠、犯罪組織が蔓延する大混乱の社会に逆流させている。

今日、アルカイダはCIAのゲリラとして当初の姿に戻っている。この結果は世界中の文明を危うかされている。
もし貴方はこれに懐疑的であれば、ダルナ、リビア暫定政権の国民評議会メンバーを見てください。

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